北は聖なる方位、始まりの方位
真北は神聖な方位とされています。
その反面、陰気が強い場所でもあります。
風水では、鬼門と裏鬼門の次に忌むべき方位とされています。
暗い部屋は陰気が多い
風水は太陽のエネルギーを吸収することで運気を高めることができます。
だから、南側は陽気に満ちた良い運気が流れ込み、北側は陰気を含んだ悪い運気が流れ込みやすいと言えます。
そのため、北の玄関は、凶相とされているのです。
陰気の部屋に不浄物を置くのは良くない
単純に、ゾーンに陽気のゾーンに居室を置き、トイレや水回りなど不浄の場を北に置けばよいというわけではありません。
明るい場所にリビング、暗い場所にトイレやお風呂という考え方は、風水ではなく、環境を重視した、設計士の思考です。
もちろん、風水は、気に関する信仰によって、運気を高めることが重要です。
だから、真北のように、神聖な場所に、トイレを置くのは許されないのです。
十二支方位の配置でも、一番最初の子は北に置かれます。方位の循環のはじまりの意味があるのです。
循環と言えば、鬼門の方位も、冬から春に変わる循環の節目として扱われます。
そして、風水では、この循環の節目が重要視されるわけですが、北はもっと、広い意味での象徴的方位と言えます。
北極星がある方位を基準にして、方位が決められます。
方位学の基準といえる場所なのです。
したがって、鬼門の次に丁寧に扱わなければならないのです。
北に置いてはいけない不浄物
玄関を置くの避ける理由は、陽気が少ないからでした。
それに対して、不浄物を置いてはいけない理由は、聖域を侵すことになるからです。
方位信仰の起点と言える北を、汚物を置いてはいけません。
だから、トイレや浄化槽を北に置くべきではないのです。
ただし、北で恐れるべきは、真北だけです。
正中線に便器や浄化槽が重ならなければOKです。少し余裕をもって、子の方位を避けて、壬、癸を避けるという方法もあります。
八方位の北は、更に3分割して、西側から壬、子、癸に分割できます。
壬と癸の範囲は、二十四山方位では空位に当たるので、凶害は起こらないのです。
火気と水回りも凶相
風水では、ガスコンロとシンクも不浄物として扱います。ガスは有毒ですし、火事をもたらします。シンクは生ごみがでやすいですし、それが腐敗しやすい。また、カビや雑菌が繁殖しやすい場所です。
したがって、シンクとガスコンロも、真北を避けるように心がけることが重要です。できれば十干方位に配置すべきでしょう。
納戸がよい
北の方位に一番適しているのは納戸又は書斎です。
基本的に不浄物以外はOKなので、寝室が来ても構いませんが、居室の多くは、南側にあったほうがいいので、南に面することを重視します。
陽気を取り入れるためです。
しかし、集中して勉強する必要がある勉強部屋や書斎が北が、北に追いやられる分には、特に問題はありません。
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