風水気学「杭打ち」の方法※吉方位(吉日)を選ぶ3つのステップ




今回は人気の開運法「杭打ち」について解説します。

願い事を書いて杭を打つだけです

やり方はカンタンです。

木製の杭に、願い事を書き、土の中に埋めるだけです。

必ず、木を使ってください。

なぜかというと、杭打ちは、別名「木気法」と呼ばれ、木の力によって、開運する方法だからです。

問題は、杭を埋める日にちと方位です。

吉方位を選ぶ必要があります。

杭の準備

杭は、開運旅行の前に準備します。木製であれば、どんなものでも構いません。

ホームセンターで角材を買って、ナイフで先端をとがらせばOKです。

旅行の1か月前までに準備して、神棚に置くと良いでしょう。

神棚が無ければ、床の間や飾り棚など、大切なものを置く場所に飾って、家の気を吸い込ませると効果が上がります。

では、吉日と吉方位の選び方を説明します。

なお、九星については、カシオ社のページで、自動計算することができます。

九星計算

九星カレンダー

運勢暦(100均でOK)の本を使うのも便利です。

 

ステップ1:本命星を知る

上記の九星計算のページで、生年月日を入力すると、あなたの本命星がわかります。

本命星とは、九星計算ページに表示される年家九星盤の中央に配置された星のことです。

1990年8月8日生まれの場合、一白水星が本命星になります。

 

ステップ2:年盤の吉方位を知る。

2019年の杭打ちの方位を知りたい場合、まず、適当に、2019年3月1日の九星計算をします。

月日は、3月以降ならいつでも構いません。しかし、杭打ちは旧暦を用いるので、1月と2月だと、前年度の九星盤が表示される危険があるので、ここでは3月を入力しました。

以下の図のように2019年は八白の年だとわかります。

このページでは、一白水星の人が杭打ちする方位と日にちを求めることにします。

吉方位は、消去法で特定します。

つまり、凶方位を求めて、あまった方位が、吉方位になります。

凶方位には以下の6つがあります。

・五黄殺:五黄土星が回座する方位で、この事例では、南西に当たります。

・暗剣殺:五黄土星が回座する方位の逆側で、この事例では、北東に当たります。

・本命殺:本命星が回座する方位で、この事例では、西に当たります。





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・本命的殺:本命殺の逆の方位で、この事例では東に当たります。

・五行相剋:本命星の五行属性と相剋の関係にある星の方位で、この事例は、北西、北東、南西になります。

・歳破:その年の十二支の反対側の方位で、この事例の場合、南東です。

凶方位に×印をつけます。

これで、2019年、一白水星の人は北と南に行って杭を打てばいいということがわかります。

次に、月と日を決めます。

その前に、五行相剋について補足しておきます。

相剋とは、木剋土、土剋水、水剋火、火剋金、金剋木の五種類の組み合わせのことです

これは、木と土の相性が悪い、土と水の相性が悪い、、、、ということを意味しています。

上の事例の場合、一白水星は、水です。ですから、水と仲が悪い、火(水剋火)と土(土剋水)の星が回座する方位が凶になります。

ステップ3:年盤と同じ月盤と日盤を探す(吉日を知る)

月盤と日盤の吉方位を、ステップ2と同じ方法で、チェックして、北または南が吉になる月日を選べば、杭打ちに適切な日を見つけることができます。

しかし、片っ端から、チェックするのは、面倒です。

そこで、簡易的な吉日の算出方法として、年盤と月盤と日盤が同じになる日を選ぶ方法があります。

この3つが同じ九星盤であれば、北と南が吉方位になる確率が高まるからです。

ただし、北や南に月破や日破が重なることもあるので、100%吉方位になるというわけではありません。

では、上記の事例の場合、まず、八白の月を探します。

これは、九星計算や九星カレンダーを活用すれば、すぐにわかります。

2019年の場合、5月が八白月になります。

注意:1日に星が切り替わるわけではありません。カレンダーでチェックしてください。

5月は、北西が月破なので、北と南の吉方位は安全です。

次に、九星カレンダーで5月を表示し、日盤、月盤、年盤のすべてが八白になる日を探します。

2019年5月7日が適切だとわかります。日破は辰の反対方位なので、北西です。

つまり、一白水星の人は、この日に北または南の方位の神聖な土地に行き、杭を埋めると開運できます。

神聖な場所とは、人が足を踏み入れない場所です。

神社に穴を掘るのは良くないので、神社の近くの森が良いでしょう。

 

注意:年盤で吉方位が無い場合、その年の杭打ちは避け、翌年に延期します。